お正月が過ぎると、
次のイベントとして挙げられるのが、「節分」ですね。
その節分に、今は欠かせなくなってしまったもの…。それは、
恵方巻です。
ですが、この恵方巻、毎年のように廃棄される様子がクローズアップされます。
今回は、恵方巻を残さず、おいしかった!という感想で終わる方法を私なりに考えてみました。
恵方巻、なぜ買ってしまう?
まず、恵方巻がなぜ買ってしまうか考えてみます。
① お店の様子や雰囲気に流されてしまう。
② みんなが食べているから私も、と思ってしまう。
③ 縁起がいいことはやった方がいいと思う!
④ イベントは楽しくやろうよ!
⑤ 特に理由なし。
…個人的な意見ですが、こんな感じではないですか?
今年の方角はこっち!と言われると、なんとなくやらなくてはいけない気になってしまいますよね。
というぴいまん家も、何年前からか今年の方角を向いてむしゃむしゃ食べています。
流されているのかな、と思いつつ、
お願い事を心の中でつぶやいたりしているのが現状ですね。
お店に行っても、ここぞとばかりに数多くの恵方巻が並んでいて、本当に美味しそうなんです。
ぴいまん1号家でも、昨年は4店舗の恵方巻を1本ずつ買ってきて食べ比べをしました。
かろうじて残らなかったものの、お腹いっぱいで、しばらくは「お寿司は食べたくない、見たくない」という状況でした。
これって、いいのか?悪いのか?なんて疑問も持たなかったのです。
昨年話題になった、コンビニの廃棄問題を見るまでは。
いよいよ行政が要望を出した
そんな様子を見て、農林水産省が要望を業界団体に出しましたね。
「需要に見合った販売をしてほしい」という要望です。
確かに、今の時代余らせて捨てるのは良くないですし、食べ過ぎは体にだって良くないですよね。
誰かが無理をして買ったり、せっかく作ったものを捨てる、という行為はそろそろ終わりにしたほうが良いと思うのです。
そんな中、神ストアーと言われた「ヤマダストアー」の文面がとても勉強になりました。
ヤマダストアーの文面が勉強になる
ヤマダストアーは、兵庫県にあるスーパーです。
姫路市に6つ、高砂市に1つ、加古川市に1つあるスーパーで、自然食品やオーガニック食品に注目し、できるだけ食品添加物を避けるようにしている特徴のある企業です。
そんなヤマダストアーが今年も素敵な文面を掲載しているんです。
色々な視点で報道され、様々な議論も出てきていますが 私共が考える一番のおすすめは
「それぞれのご家庭で巻寿司を巻いて家族で楽しむこと」です。
当社の巻寿司を郵送してほしいというお声も頂きますが(笑)、遠い所から巻寿司を取り寄せるよりも地元のお店で具材を買ってお家で巻いて家族で楽しむ方が絶対美味しいです!
そして、それは是非、地元のお米や地元の具材で楽しんで下さい。
今、日本が迎えている人口減少は悪いことばかりではありません。
資源が乏しい日本にとって消費量が減っていくことは、地域の食品自給率を見直す良い機会になります。海外や他地域に頼らなくても消費量が減ることで自分達の地域の食品生産量で自分達の消費をまかなうことが可能になれば食品の透明性を高めるだけでなく地域が活性化し潤う可能性を秘めています!
地域を応援し更に活性化させよう!
出典:ヤマダストアー
どうですか?
一番のおすすめは、
「それぞれのご家庭で巻寿司を巻いて家族で楽しむこと」
と書かれていて、
「地元のお米や地元の具材で楽しんで下さい。」
とまで、書かれているんです。
なんだか、はっとさせられますよね。
恵方巻を余らせない3つの方法
自分の家で巻いてみる
ぴいまん1号家では、かぶりつくものは細まきにしているんです。
だって大きな口開けて食べるのは困難ですし、
あじわって食べられないじゃないですか。
なので、納豆と、まぐろのたたきの細まきを作って、
しかもそれを1/2にして、かぶりついています。
細まきは、自分の家でつくるようにしているんですよ。
作り方は簡単。
* アルミホイルの上にラップを敷き、その上に焼きのりを置いて、焼きのりの上にすし飯、具をのせて、巻きすを使う時のようにラップごと巻いていく。
* 100円ショップに売っている、巻きずし型を使ってみる
100円ショップのものは本当に便利で、恵方巻のシーズンでない時や、食欲がない時も細まきを作って食べることもありますよ。
太巻きは買っても、少し足りないかな?でとどめておく
つい、たくさん買ってしまいますが、近年ではハーフサイズのものもあります。
巻きずしにしてしまうと、ご飯の量がわからないことがありますが、
太巻き1本に使うご飯の量は約1合なんです。
中に入れる具にもよりますが、結構な量ですよね。
ちなみに、1合で細巻きなら3本ぐらい作れます。
恵方巻をメインにせず、おかずも作る
恵方巻は具もたくさん入っていて、ちょっとしたお祭り気分になるとても良いものです。
でも恵方巻をメインにしてしまうと、お腹がいっぱいになってしまい、
余る原因になります。
「お寿司」ではありますが、
量を少なくして、ちょっとしたおかずも添えてみましょう。
口当たりがさっぱりとしているので、唐揚げなどこってり系も合いますよ。
おわりに
せっかくの行事なので、皆が嫌な思いをせず、楽しく終わりたいですよね。
ヤマダスーパーのように、その地域の特産品を入れても良いですし、
小さいお子さんがいるご家庭では、一緒に作っても良いかもしれません。
ちなみに、今年の方角は、東北東 です。
いろいろなルールはあるようですが、
「笑う門には福来る!」ですよ!
楽しんで、節分を迎えましょう!