調味料の一つとして定着しているマヨネーズ。
サラダにかけるだけでなく、鶏肉と炒めたり、野菜と和えたりといろいろな使い方ができるので、今や万能調味料の一つとして知られています。
このマヨネーズにも記念日があるのをご存知でしたか?今回はマヨネーズにまつわるお話などをお伝えしますね。
万能調味料のマヨネーズ。記念日はいつ?
たくさんの記念日が現在ありますが、マヨネーズにも「マヨネーズの日」というものがあります。
マヨネーズの日は、
「3月1日」
です。
マヨネーズの日の由来
この3月と、「日本初」を意味する1をつなぎ合わせて、3月1日がマヨネーズの日になった。
発売当初は透明なビンに入っていて、ちょっとおしゃれな感じです。レトロ調なので、ちょっと欲しいな、というデザイン。
そして、2019年は、キユーピー100周年!ものすごい歴史があるんですね!
マヨネーズは、地中海が発祥
マヨネーズ、という名前からして外国から来たのでは?ということがわかりますね。マヨネーズの発祥は地中海メノルカ島と呼ばれる島。ここで、肉に添えられていたソースがのちのマヨネーズとなりました。
キユーピーとのつながりは、キユーピーの創始者である中島董一郎さんが、アメリカに留学していた時にこのソースと出会い、日本人にあうマヨネーズへと変化させたのです。
なお、「栄養価を高くしよう」という意図で、当時の輸入のものよりも2倍の卵黄を使用していました。
マヨネーズのボトルに秘密あり
マヨネーズはなぜ、ビンではないのか。マヨネーズのボトルは、どこの会社も同じようなボトルになっているのか?
それは、酸素の仕業が影響しています。
酸素は、マヨネーズに含まれている油を酸化させてしまうので風味が損なわれてしまうんです。
そのため、マヨネーズのボトルは酸素透過性を防止する多層構造ボトルになっており、あのような形になっています。
ちなみにキユーピーの場合、東洋製罐グループと一緒に開発した「スルッとボトル」をキユーピーハーフ」で数量限定にて販売しました。
これは、本当に画期的です。誰かが考えそうで考えられなかった仕組みになっているので、おもしろいですよ。
宇宙にも行ったマヨネーズ
今、宇宙が大変注目されています。
キユーピーのマヨネーズは、日本国内で作られた初の宇宙食として、JAXA宇宙航空研究開発機構に認証された優れもの。
パッケージは市販されているようなものではありませんが、中身は同じです。宇宙でも食べられるなんてすごいですよね。
実は塩分は少ない
マヨネーズの基本は、卵と油、塩、酢です。
そのため塩分が結構含まれているのでは?と感じますが、実はとても少ないんです。
大さじ1杯あたりの塩分量
* ピュアセレクト®マヨネーズ…0.27g
* ケンコーマヨネーズ…0.119g
塩分は気になるが、塩は大事
とはいえ、塩分が気になります。
マヨネーズに塩が入っているのは、腐敗を防止するため。殺菌の繁殖を抑えているんです。
そのため酢はもちろんのこと、塩も大切なのです。風味づけだけではなかったんですね。
マヨネーズは家でも作ることができる
市販のマヨネーズもいいけれど、家でも新鮮なものを作りたい!と思うことがありますよね。
マヨネーズは、家でも簡単に作ることができます。材料はたったの6つ。
手作りマヨネーズの材料
卵黄 | 1個 |
酢 | 大さじ1 |
レモン汁 | 小さじ1 |
油 | 110g |
塩 | 4g(小さじ1よりやや少なめ) |
マスタード | 大さじ1(お好みで加減する) |
手作りマヨネーズの作り方
② ボウルに油以外のものを全部入れて、良くかき混ぜる
③ 油を少しずつ入れては、混ぜるを繰り返す
④ 白くもったりとしてきたら完成!
* 油は一度に入れないこと。(一度に入れると酢と油が分離するので)
* 油はサラダ油の方がクセがない。
* 酢は、一般的な醸造酢だと少し酢の香りが気になる。米酢やリンゴ酢の方がまろやかになる。
マヨネーズはアレンジがしやすい
マヨネーズはそのまま使用すると、酸味を感じることがありますが、炒め物に利用するとさほど酸味は感じません。ほんのりふわっとマヨネーズ、と感じる程度です。
キユーピーや味の素KKなどのホームページには数多くのレシピが掲載されています。見ているだけでとても面白いですよ!
公式サイト
ぜひ作ってみてくださいね!