風邪は1年中ひいてしまうものなのですが、
特に症状が重くなるのが秋から冬にかけてです。
インフルエンザもちょうどそのような時期から流行が開始しますね。
子供が喉が痛くなったり熱が出たりすると何とかしてあげたいと思うのが親心。
たとえある程度大きくなっても思いは同じです。
今回は我が家の子供の風邪を例に、意外なものを欲しがった経緯についてお話しますね。
風邪?インフルエンザ?
つい先日、我が家の思春期息子(弟くん)が久しぶりに風邪をひきました。
しかも、朝もしっかりと普通に食べて元気もあったのに、(その日に限って自分で朝食を作るという…。)
いきなり昼を過ぎてから私のスマホに
体がだるい。
骨が痛い。
熱っぽい。
寒い。
とメッセージが。
骨。
熱…。
そして寒い?
これはインフルエンザなんじゃ!と思い、とりあえずしっかりと熱を測っておきな、と伝えて若干早めに仕事を切り上げました。
家に着くとやはりうなっている息子が。
か、関節がちぎれる…。
そう言うとぶるぶると震えて止まらない様子。
あきらかにインフルエンザなんじゃ?と思い、病院へ。
きっとたとえインフルエンザとしても陰性と出るだろうな、と思っていました。
病院に行くのをためらったのですが、この時間を逃すと夜間にかかるか、もしくは明日になります。
明日は仕事が休めるかわからない。なので早いけれど連れていきました。
検査をしたのですが、やはり発熱からまだ2時間から3時間ほどしか経っていないので陰性と出ました。
インフルエンザの特徴
・悪寒
・関節痛、咽頭痛、頭痛
・倦怠感
病院ではなんと39.3度も熱が上がっていました!
でも喉は痛くない様子で、とにかく足が痛い、腰が痛いの繰り返し。
喉の炎症も見られませんでした。
陰性と出た以上、抗インフルエンザ薬は使用できないのでいただいた薬は
・トランサミン錠(のどの痛み)
・ムコダイン(痰の切れ)
…の3種類。
まだインフルエンザは流行していないし、風邪かもしれません。
明日の朝も悪寒がしたり熱が下がらなかったりしたらもう一度検査をしましょう。
…と言われました。
インフルエンザはウイルスの特性上、症状が出てすぐに検査を行った場合きちんと判定できないことがあります。息子の場合もたぶんそうだろうな、と思い帰宅。
その日はカロナールを服用してもずっと39度のまま。
足が痛い、足が痛いと繰り返していました。
熱があるせいかその日の夜から朝は、ほぼ何も食べず
風邪にしてもインフルエンザにしても、怖いのは脱水症状です。
そして未成年者や小さい子供ならば異常行動も気になるところです。
<異常行動の例>
・ 突然立ち上がって部屋から出ようとする・ 興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う
・ 興奮して窓を開けてベランダに出ようとする
・ 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
・ 人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
・ 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
・ 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
異常行動に関しても心配であったので、窓の鍵を本人にわからないうちに2重ロックにしておきました。
脱水症状に関しても水分を摂らせようとしてもうけつけず。
唯一口に含んだのは
・凍らせたこんにゃくゼリーみかん味と塩レモン味
・アクエリアス
*注意事項:こんにゃくゼリーについての注意点があります。(本文下に記載)
のみでした。
よく風邪をひくと、体に良いものを作ってあげてね、と言われますが、
実際に食べられるのはある程度良くなってから。
本当に具合が悪い時なんて、何もうけつけてくれないですよね。
ゼリーも果物が入ったものは好まなかったです。
起き上がるのは薬を飲む時だけですから、さっと食べられるものを好みました。
症状はそっくりなのにインフルエンザじゃない!
次の日の朝になっても、関節痛と熱は治まらず。
でも息子的には病院に行きたくない様子でした。
ですが、もらってあったカロナールは終わってしまい、もし仮にインフルエンザであるならば飲める薬も限られてきます。
ですので病院に電話をし、もう一度検査をすることに。
しかし!
検査の結果は陰性。発熱からかなりの時間が経っているのでインフルエンザではないようです。
何に感染したのかわからず、カロナールだけもらって帰ってきました。
この時から寒気は治まり咽頭痛が始まったようです。熱も37度台になってきました。
喉が痛い。でも喉にいいものはうけつけない
喉が痛い時の食べ物は、様々なものがあります。
・れんこん
・大根
・ねぎ
・しそ
喉が痛い。まず何の食べ物を思い浮かべる?
喉が痛い…。
まず思い浮かべるのが私の場合、
アメです。
だからアメを息子に与えたのですが、しばらくして部屋に様子を見に行くと吐き出した様子が見られました。
アメはなめても良くならない。
逆に痛い感じがする…。
とのこと。どうやらつばを飲み込むのも痛いので、アメをなめたときのつばも痛いらしいです。
そこで、息子なりに考えたのが、
チョコボール。
チョコレートは喉に優しい感じがする、と言っていました。
ですが、一般的にチョコレートは喉には良くない食べ物です。
発熱の次の日に息子が食べたものは、
・凍らせたこんにゃくゼリー
・夜遅くになってから豆腐なべ(野菜がたっぷり入っているものを少し)
・アクエリアス(500ml…1本は飲めませんでした。)
こんにゃくゼリー凍らせて食べるのは本当はNG
こんにゃくゼリーは凍らせて食べるととてもおいしいのですが、
どのこんにゃくゼリーにも以下の警告文が記載されています。
警告(マンナンライフ)
・お子様やご高齢の方は、のどに詰まるおそれがありますので、たべないでください。
警告(オリヒロ)
・お子様やお年寄りの方が召し上がる際には、保護者の方が付き添いの上、のどに詰まらせないようご注意ください。
とりあえず、水分補給と本人が食べたいものを
私自身が小さい頃は、「ももの缶詰」を具合が悪い時、おいしいと感じていました。
ものすごく甘いのですが、なんとなく食べられたんですよね。
そして塩を温めたもの(焼いたもの?)をハンカチに包み、それを喉に巻き付けられたこともあります。
風邪をひくとつい、水分を摂って何かを食べさせて、と思うのですが、
実際に食べさせようとしても食べてくれません。
ですので、水分補給と本人が食べたいものを(それがたとえジャンクなフードだったとしても)食べさせるのがいいのかな、と思いました。