車で左折をするとき、どのくらいの幅を開けるのが正解なのか

日々の知りたいこと

近頃、車の事故がたいへん増えています。そのような中で右折時、左折時の注意点が注目されていますね。

無理な右折によって、大きな事故が起こりましたが、

いわゆる「松本ばしり」と言われる現象は、松本市だけでなく全国的に広がっている気がします。

今回は車で左折をする際、どのくらい開けたらよいのか、ということについて考えてみます。

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2017年に左折について波紋が広がっていた

先日、yahooニュースを見ていましたら、交通ルールについてこんな記事を見つけました。

2017年の某日、ロードバイク(自転車)に乗った男性がSNS上に「クルマから執拗に幅寄せをされた」という内容の文章を投稿し、大きな波紋を呼びました。

引用:YAHOO Japan News

無知な私は、2017年に波紋が広がっていたことすら知らなかったんですが、

知らないってことは、怖いわ!

思ったことがありました。

左折時、車の幅寄せはどのくらいしなくてはいけないのか

皆さんは知っていましたか?

交通ルールを。

道路交通法第34条の「第六節 交差点における通行方法等」によると、

車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。

引用:イーカブ

となっています。教習所でも習ったそうですが、記憶が飛んでいます。

免許をとったのは、25年以上前ですが、きっと、更新の際にもらう冊子に書いてあったのかもしれませんが、全く記憶にないんです。

あらかじめできるだけ左に寄って?て、どのくらいだと思います?

実は、

左へ寄せることの理由や距離についてはきちんとしたものが決められていない。
…だそうです。

目的、というか距離的にはバイクが入ってこないぐらいの幅だそうです。

車の左折は緊張する

左折をする時、めちゃめちゃ徐行します。

だって車には死角になる部分があって、とても危ないですから。でも、あらかじめできるだけ左に寄るなんて、ちょっと怖いものがあります。

実は、上の子どもと同じ学校に通っていた子が、交通事故にあっています。

その子は、きちんと交差点に表示されている自転車が通る部分を通りはじめ、ヘルメットもかぶっていたのですが、左折してきたトラックに巻き込まれてひかれてしまいました。

だから左折の怖さを子どもたちにも伝え、自分自身も気を付けていましたが、法令までには目がいきませんでした。反省ですね。

地域によって、ローカルルール的なことがある

運転をする際、地域によってローカルルール的なことって、ありますよね。

私が住んでいる地域では、どちらかというと交差点で左折をする際に、

めちゃめちゃ膨らむ車が多いです。

そしてその左折する車をよけるために、

二車線の真ん中を通っていくバイクが多いです。

二車線で走行している時なんて、隣のレーンに入ってきそうになって、「危ない!」と思ったことが何度かあります。とっさ過ぎてクラクションを鳴らすことはできず、危険を回避!するしか頭にはないんですが‥。

もう一つ、

右折をする時は、対向車が左折をする隙を狙って、行かなくてはならない

というようなルールがあります。

これはいわゆる「松本ばしり」です。

私は怖くてなかなかできないんですけれど、やらないと、明らかに「早く行けよ」という雰囲気が後方から伝わってきます💦

ひどい時は、後ろの車が先に右折してしまったこともあります。ちゃんと、時間差で信号が変わるのに、きっと忙しいんでしょうね。

でもこういったルールって、その地域に住んでいる人にしかわからないんですよ。

同じ市に住んでいても、その地域に住んでいる人でないとわからないことが多い。県外ナンバーであれば、「知らなくて当然」と思ってもらえることも、同じ市のナンバーであれば「早く行けよ」となってしまう。

ちょっと怖い世界ですよね。

車の運転は、人生を決める

私の住んでいる地域では車がないと、生活をするのに大変不便です。なので軽い気持ちで、何の意識もせずに運転してしまっていますが、よく考えると車は走る凶器ですよね。

上の子どもと同じ学校に通っていた子も車にひかれていなければ違った人生があったはず。

そして、そのご両親もまた、悲しみの中にいなくて済んだはず。

運転する時は、本当に意識しなくちゃいけないな、と感じます。

そして、歩く方も、自転車を乗る方も気をつけなくてはなりません。

子どもたちには、横断歩道だからってすぐに渡るな、自転車の運転に気を付けろ、車は急には止まれない、と話しています。