ブロッコリーは、一年中手に入れることができる野菜の一つです。アブラナ科の野菜であり栄養価も高く、使い勝手がとても良いことからよく購入されていますよね。
ですが、ブロッコリーはしばらく経つと黄色い花を咲かせてしまいます。もちろん食べることができますが、できればきれいな緑色を残しておきたい!
今回はブロッコリーの冷凍を実際にやってみて、食感や形がどのくらい違うのかなど徹底比較してみました!なお、今回は「お弁当に入れる場合」を想定しています!
ブロッコリーの冷凍の仕方は3種類
ブロッコリーに限らず冷凍の仕方は大きく分けて3つあります。生のまま冷凍する方法、電子レンジで加熱し冷凍する方法、そして茹でて加熱しその後冷凍する方法です。
今回はお弁当に入れる、ということを想定して生のブロッコリー15g(小さい房なら3つぐらい)をそれぞれ比較してみることに。
生のまま冷凍
ブロッコリーをそのまま冷凍する方法です。
② キッチンペーパーでよく水分を取り除く。
③ 1回分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れる
電子レンジで加熱後冷凍
これも大変シンプル。
② ラップに包んで電子レンジで加熱。
③ しっかり熱や水分をとってから1回分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れる
電子レンジの加熱時間は、電子レンジの機種によっても違いがあります。
私が行ったのは
ラップにつつんで電子レンジ500wで20秒加熱しています。
茹でて加熱後冷凍保存
② 鍋に塩を少し入れた水を入れ沸騰させ、その中に①を入れる。
③ 茹ですぎないうちにさっと取り出す。
④ 十分に粗熱をとってから1回分ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れる
ブロッコリーを冷凍した。どうなった?
約1日後、取り出してみました!↓
3つとも、鮮やかな緑色。触った感じも変わりはなくどれがどれだかわからなくなりそうな感じでした。
大きい房ではなくて、使いやすく小さめの方が冷凍をするのにいいのかも。
ブロッコリーを解凍。食感は?
ブロッコリーの解凍方法も、自然解凍、電子レンジ、凍ったまま調理へという3つの方法があります。
お弁当に使用、ということを想定しているので実際に6時間後を比べてみました。
自然解凍のまま食べた
自然解凍ということで、そのままの状態で6時間置いてみました。3つとも水分が出た様子はないです。
食べてみると、いわゆるベチャっとした感じはなかったんです。ブロッコリーを感じることができました。
そのままでも、茹でたものの食感は変わりありません。ですが、意外と生のまま冷凍した方がしなっとしている気がします。
ただ、冷凍していないブロッコリーの印象が強いとあれ?と思うかもしれません。
電子レンジで加熱後食べた
電子レンジで加熱をした時点で、3つのものは↓このようになりました。
見た目:とても緑が鮮やか。冷凍庫から出した時と変わらない。
触った感じ:少しくちゃっとしているけれど違和感はない。
食べた感じ:普通にゆでたのと同じくらいの硬さ。
凍ったままチーズをのせた
凍ったまま調理、ということなので凍っているブロッコリーをアルミカップに入れそれぞれとろけるチーズ、パン粉をのせ、オーブントースターで軽く加熱をしました。
見た目:どれもかわらない。
触った感じ:硬さなどもどれも同じ。
食べた感じ:生➡電子レンジ➡茹での順で硬さが若干異なる
ブロッコリーを冷凍した感想は?
ブロッコリーを冷凍してみて、生のまま冷凍するよりも電子レンジや茹でて冷凍した方がそのまま使える、ということがわかりました。生のまま冷凍すると、青臭さのようなものが残るので逆にどうやって使ってよいのかわからなくなります。
炒める場合も、少し加熱してあったほうがすぐに火が通るので時短になります。
生のものならば、そのままシチューやグラタンにしてしまった方が無難だと感じますね。
冷凍や解凍のポイントとしては、
* 解凍は電子レンジでもそのままでも大丈夫。電子レンジの場合はほんのわずか加熱するだけにする。