「朝活」は字のごとく「朝に活動をする=朝活動=朝活」という意味です。
朝活にはさまざまなメリットがあり注目されていますが、成功した人もいればなかなか続かず失敗してしまった、という方もいるのではないでしょうか。
今回は失敗しないスケジュールの決め方について考えてみようと思います。
今、何に興味がありますか?
朝活のメリットを考える前に、まず自分自身を見直してみましょう。
今、どのようなことに興味や関心がありますか?
子育て、節約…。
あとは、なんだろう?そう考えてしまう方も多いかもしれませんね。
私の場合は、節約、どうやったら痩せるか、そんな感じです(笑)
カメラとか、ウォーキングとかもっとアクティブなことに興味が行けばよいのですけれど、いざとなると何に関心があるのか、何を高めていきたいのかわからなくなります。
point💡
* それに向かって、どうしていこう?
子どもには何か目標をもって!と声をかけても、いざ自分は?となると目標をどう持ったら良いのかわからないことがあります。ですので、まず自分を見つめ直してみましょう。
興味がなくても大丈夫。
いつも子供のことや日々の生活のことばかり考えていた自分から
ほんの少し、その矢印を自分の方に向けるだけでいいと思います。
朝活のメリットは
人間は暗くなったら寝て、朝明るくなるのと同時に起きる、というリズムがあります。そのため朝早く起きると、体が本来の力を取り戻し、自律神経も整っていくのです。
生活リズムが整うので自律神経も整う
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つを指します。この2つの神経のバランスがとても大切で、バランスが崩れてしまうと体や心にいろいろな症状が出てきてしまうのです。
point💡自律神経の乱れによって起こる可能性
* 体温に関するもの⇒低体温、微熱が続く
* 耳や口に関するもの⇒口内炎、喉の違和感、耳が詰まった感じ
* 胃腸に関するもの⇒吐き気、便秘や下痢、腹部にガスがたまりやすい
* このほか、疲労感、しびれ、肩こり、息切れ、動悸…など
風邪をひきやすくなったり、口内炎ができやすくなったりした場合、体の中では何らかの変化が起きている可能性があるんですね。
時間にゆとりがもてるので、気持ちにもゆとりが生まれる
朝、ちょっと早めに起きて活動することで、ゆとりが生まれ心も穏やかになっていきます。
そして朝日を浴びるとなんだかすっきりとした気持ちになりますよね。私は朝の空気がなんだか好きです。
便秘の改善
これは、自律神経が整うことと関係がありますが、ゆったりと過ごし、朝食をとるとなんだか便通が良くなりますよね。体にとって排泄が活発になるのは朝の5時ぐらいから同じく朝の7時ぐらい。時間にゆとりがあると体を見直すきっかけにもなりますね。
集中力が高まる
自分が受験生だったころ、よく先生に「試験時間に合わせて早起きしなさい」とアドバイスされませんでしたか?これは、生活リズムを整えて、試験時間に合わせて丁度その時にしっかりと体や頭が目覚めるように、という意味があります。
朝は静かですし、なによりも誰にもじゃまされない、
みんなが動き出す時間まであと少し、という緊張感が集中力アップにつながっています。
子どもが小さい時は・・・
子どもが小さい時や幼稚園、保育園に通っているときは、ほとんど自分の時間はないですよね。
夜泣きをしたり、夜なかなか寝てくれなかったり。
風邪をひいてしまったらなんとなく心配で、なかなか寝付けなかったり。
とてもじゃないけど朝活なんて、無理だし続かない!という状態になります。
point💡
朝活の時間の長さにこだわらずにたとえ5分でもいいから自分の時間を持ちましょう。
5分間ならなんとなく生み出せそうな気がしませんか?
好きな飲み物を飲んでもいいし、ちょっと甘いものを食べたりしてもいいですよね。もし好きな飲み物を飲むなら、いつも使っているカップではなくてお客様用のものを使用すると良いですよ。これだけで特別な気分になります!
幼稚園や保育園に入ったら、何時に起こして、家を出て…。といったパターンができます。子どもにもリズムができたら10分で良いので、持つようにしましょう。この10分、何に使おうかな?と思うだけでワクワクしてきますね。
子どもが小学生や中学生・・・
小学生になるとさらにリズムは整っていきます。公立の小学校、中学校であれば給食が出るのでお弁当の心配は大人だけになりますね。ある程度家族間でリズムが整って来たらスタートです。
15分から30分ほど見つけてみましょう!
この時間に家事を済ませて夕方ゆとりの時間を持つのも良いですし、
メールやツイッターのチェックをしてもいい。好きな本を読んでもいいですよね。
朝のスケジュール(平日)
* 6:15~7:15…朝食・夕飯準備・子どもを起こす・洗濯他
* 7:15~7:30…子どもを送り出す・ゴミ出し・自分の用意
朝のスケジュール(休日)
* 6:00~ …子どもと一緒に行動
これは、子どもが小学生だったころの朝のスケジュールです。ものすごいアバウトですよね。
平日は、仕事をしているため帰ってきて疲れてしまうのでできるだけ夕ご飯の用意をしておきます。他の家事は夕ご飯の後にする感じですね。
小学生だった頃の休日は、お兄さんも弟くんも地域で行っている少年野球に参加していました。試合が多くて早い時はだいたいこのぐらいの時間に起きていましたね。冬になると平日のような感じになりましたが…。朝、起きれそうにない時は前日の夜、洗濯物、お風呂の掃除をやってしまいます。
中学生になると、部活がありますが、だいたいこんな感じ。子どもたちは朝6:30には家を出ていたので、送り出してから自分の時間を持っていました。
point💡
高校生になったら・・・
子どもが高校生になったら、給食がなくなるのでお弁当作りが待っていると思います。女の子なら一緒に作ったり、自ら作る、というかもしれませんね。
お弁当を作るのは本当に大変なのですが、小さい時のように面倒を見ることはほとんどなくなります。自分の時間もたくさん持てるようになりますので、朝活を本格的にスタートしてみましょう!
朝活のポイント
朝活は自分を高めるためにいい!と思っていても、朝早く起きるというのは本当に大変です。しかも朝活を始めた最初の頃は眠気がまだあり、思うように活動できません。
旅行に行くときなどいつもより早く起きると、体が調子悪くなってしまうことってありますよね?人間は一度できてしまったリズムを変えるのは本当に大変だからです。
体内時計というものができているので、少しずつ変えていくのが大切。
「目標のために、1時間早く起きる!」と決めても、自分に無理があったら効率も悪くなってしまいます。
ですので、無理はしないこと。
これが本当に大切です。
なんだか得をした!という気持ちが長続きする
朝活を継続する上でもう一つ大切だと思うことは、
「なんだか、得をした!」
という気持ちです。
朝活時間に何かを勉強しなくてもいいんです。
ぼーっと雑誌を見たり、テレビを見たり、お茶を飲んだり。そんな活動だっていいんです。
そのうち、何かやってみようかな?と思うようになりますので、
・家事がはかどったから、夕方の時間が楽だった!
・今日はここまで本が読めた!
・一人だけの素敵な時間がちょっとだけ持てた!
など、なんだか私だけの時間が持てて、得をしたかも、と思う気持ちが朝活が長続きするきっかけとなりますし、朝に活動をすることに前向きになることができますよ!